カテゴリー別アーカイブ: 日記

円光寺さん 住職継職法要


こんばんわ 副住です。

今日は遅くなってしまいました。
実は熊谷市(東松山市の北隣)にある浄土真宗本願寺派のお寺
円光寺さんの住職継職法要が15時からございました。
その法要に参列させていただきました。
この度、ご住職となられましたのは、私より少し先輩で40歳の方です。
僕にはあと4年あるな。
埼玉県北部のお寺さんが集まって、一緒にご本堂の中でお参りをさせていただきました。

だんだんと世代が変わっていくのですね。


温泉法話


こんにちは 副住です。

昨日の気晴らし記事について、コメントをいただきました。
ありがとうございます。

今日は小川温泉、「花和楽の湯」にて温泉法話をしてまいりました。
www.kawarano-yu.com
この法話、昨年の11月から始まり毎週水曜日に行なっております。ようやく1年が経過をしたのですね。
私と吉見町にある浄泉寺さんのご住職と二人で交代しながら行っております。
ですから個人の担当は隔週となってます。(どちらか都合が悪い時は、代務でいくので3週連続とかなりますが)

法話は5~10分程度簡単なお話をさせていただきます。
浄土真宗に特化したお話というものではなく、「ご縁」とか「諸行無常」とか「支え合い」のようなどなたでも聞いたことあるような
テーマについて、思うところをお話させていただきます。

ちょど1年なので、ブログを通じて振り返ってみることとします。
花和楽の湯では毎日14時30分頃、イベント「無料入浴券争奪ジャンケン大会」をしております。
足湯の「道草」という場所でイベントを行います。
スタッフとジャンケンをし、最後まで勝った人(1人)に無料入浴券がプレゼントされます。
景品は全部で4つ(無料入浴券が2枚と同施設内にある茶店のクロワッサンや飲み物券など〈時期によって変わります〉2つ)あります。
ジャンケンを4回やって、計4名の方にプレゼントがあります。
時期によって参加される人数も異なりますが、概ね15~25人位といったところでしょうか。

水曜日はこの「ジャンケン」イベントに引き続き温泉法話をさせていただきます。
もちろん無料。私たちはボランティア!?(「仏教を身近に感じて欲しい」と思い花和楽の湯さんとコラボしてます)的にさせてもらってます。
最初の頃は、お客さんは無料入浴券を目当てで「ジャンケン」大会のみに参加される方がほとんどでした。
だから、ジャンケン大会が終わるやすぐに足湯からあがって、出て行ってしまう方々がほとんどでした。
スタッフの方は、「ジャンケン」大会が終わった時に「この後、ありがたい法話もあるので、そのままでお待ちください」と声をかけてくださるのですが、
現実は厳しいものです。ぞくぞくと出て行かれてしまいました。そんな中でも4~5人の方が残ってくださり、法話を聞いていただいたものです。

普段はお寺でご法話をさせていただきます。
そこには用意された場所があり、整えられた空間もあります。
さらには、聞いてくださる方々がおられます。
これらの条件は当たり前であって、むしろ出て行かれるということ自体が少ない状況です。

温泉法話は真逆です。皆さん、温泉に入りにきているので、法話などは付属のものです。
だから帰られてしまう現実は当たり前なのかもしれません。
頭では解っているのですが、しかし法話の前に続々と出て行かれると、心が折れそうになるんです。
今まで幸いに0人ということはありませんでした。最低が4人でした。20人くらいから4人になるのです。
私の目の前を続々と出て行かれるのです。寂しいものです。
しかし4人の方が残ってくださった。大切にお話をさせていただいたつもりです。

時間は経過し、ようやく1年を経過する今 毎回10人程度の方々が残ってくださるようになりました。
今日は14名の方が残ってくださいました。帰られた方は4名程度、逆転しました。嬉しいことです。
しかも、ありがたかったことは、あるお客さんが「今日は法話を楽しみにきました」と言ってくださったことです。
続ける大切さを知った気がしましたし、同時に仏様のおはたらきを感じました。
仏教のお話、聞きたい方は沢山おられるのかもしれませんね。


気晴らし


こんにちは 副住です。

今日は朝から雨で寒さを感じました。
こちらはようやくあがってくれましたが、曇空でいつまた降ってくるやら・・・
寒いのは苦手なので、早く春がきてほしいものです。
昨日、ご法話をさせていただき、ようやく今年のご法話も一区切りです。
法務の方も、少し落ち着いてきたので、気晴らしをしたいと思っています。
ちょこちょこと予定があるので、近場で気晴らしできるようなことを考えて・・・最近テニスも行けてないし(つд⊂)
テニス以外で考えてみます。


法光寺さま 報恩講


こんばんは 副住です。

本日は月曜ながら、同じ埼玉県、越谷市にある法光寺さまにお邪魔させていただきました。
法光寺さまの報恩講だったのです。
写真を撮ってくるのを忘れてしまったのですが・・・(-_-;)
法光寺さまは由緒あるお寺。20数年前に埼玉に引越してこられたお寺さんです。
もともとは築地にあったお寺さんです。
埼玉に来られて、20余年。報恩講にも沢山のお参りがございました。
今度、写真を写して紹介させていただきますね。


絵本 「じゃがいもポテトくん」


こんにちは 副住です。

昨日、北海道の友人より届いたじゃがいもを頂きながら、こんな絵本を思い出しました。
「じゃがいもポテトくん」
娘の絵本です。

このお話は北海道より、とある八百屋さんにやってきた じゃがいも君たち一族。
売り場に陳列され、それぞれバラバラに買われて行ってしまいます。
悲しい一族の離散。買われていく最中、それぞれ今生での別れを悲しみ離れ離れとなってしまいます。
・・・数日後、ある幼稚園でのことです。
お弁当の時間、園児のそれぞれのお弁当に入っていたじゃがいもくん達一族が再開を果たします。
あるじゃがいもはコロッケに。あるじゃがいもはポテトサラダに。
またあるじゃがいもはポテトフライとなって。
お弁当の時間に偶然的な再開を果たすのです。
今生での別れを遂げた後、後生での再開です。
思わず、まるでお浄土のようだなと思ってしまいました。

昨日、北海道からやってきたじゃがいも君達は果たして一族なのでしょうか?
おすそ分けをしようと思っているのですが、再開できるか心配です。

補足:もちろん、じゃがいもくん達はそれぞれ調理されて、形が違います。
    お浄土では、それぞれ形の違いはないことでしょう。


北海道の新じゃが


こんにちは 副住です。

今日はお参りを終え、お寺に戻ると「宅急便です」と配達員さんが荷物を持ってきてくれました。
私宛です。
届け元を見ると、北海道に住む大学時代の同級生が。(´∀`)

との~(同級生のあだ名) いつもありがとう~!!

喜びのまま早速箱を開けると

沢山のじゃがいも君達が詰まっておりました。
「たべて~ たべて~ 僕たち美味しいから」そんな声が聞こえてきました。
感動!
との~、これ新じゃがでしょ? これじゃがバターにしても美味しいんだよね(´∀`)
じゃがいもは色々と利用するので、貴重です。
お味噌汁に入れたり、肉じゃが、シチュー、カレー、コロッケ、スープ、鍋・・・
色々ありすぎます。さて、電子レンジでチンとして、早速じゃがバターにしようと思います。

北海道は美味しいドウ!



こんにちわ。西照寺の住職です。
昨日は同じ埼玉県のお寺(浄心寺)様のご子息がご結婚をされることとなっており、お祝いのご挨拶に行ってまいりました。今月末が披露宴なのです。おめでとうございます。さて、昨日のブログには難しいことが書かれたありましたね。そういえば、私の父は絵が上手でした。日本画をやっておりまして、私の実家(延浄寺)のご本堂の内陣に天女の絵が書かれてあります。今や遺作となってしまってます。そういえば、一枚だけ西照寺にもってきてます。自宅に飾ってあります。やはり、信仰が現れでたものでしょうか。因みに、副住の絵は、家族間では有名です。


宗教と芸能


こんにちは 副住です。

過日(2012年10月23日のブログにて)ご報告いたしました「落語の中の浄土真宗」。
「お座参り」と「お文さん」の2席を笑福亭松喬師匠が演じてくださいました。
この作者は、相愛大学の教授 釈 徹宗(シャク テッシュウ)先生なのですが、
先生が待合室で待機されている最中、あるやり取りをさせていただきました。
今日は、その裏話を綴ってみようと思います。

釈先生は今、浄土真宗を語る若手の学者さんとしてメディアで注目をされている先生です。
(浄土真宗のお寺のご住職であります。もっとも、先生のご専門は宗教思想・人間学とのことですが)
先生は近年多数の著書をご出版されておられます。

以前、私が仏教書レビュー(本願寺派に属する総合研究所・東京支所が行う近年刊行された一般仏教書の紹介をするサービス)
index.htm
にてご紹介させていただいた「はじめたばかりの浄土真宗」の執筆者でもあられます。

実は、その本の中にはこんな文章があります。
「宗教的確信をもつことが倫理的なふるまいを妨げている」(この本は内田樹さんとの書簡のやり取りを書籍化したもので「 」内の言葉は内田さんが綴った言葉)
難しいいい方ですが、簡単に解釈すれば↓
宗教的な経験をした人の行動は時として、常識的(倫理的)行動から外れてしまうときがある。
ということです。もっと短絡的にいえば、え!?と倫理的に思ってしまう行動が、宗教的経験をした人の中では自然となってしまう。ということです。

そこで私はこんなことを思いました。
宗教が伝わり辛い側面の一つに、上記のことが理由となっているような気がする。とのことです。
つまり、宗教的な行為は、必ずしも周りの人から憧れられる行動と映っていない。むしろ異常?と敬遠されてしまう方面で捉えられてしまい
その結果、倫理的な(普通の)人からは、その宗教に対して歩み寄りづらくなってしまう側面があるのではなかろうか?ということです。
そうなると、宗教に対する信仰というものに憧れがでてき辛い状況が生まれてしまうので、宗教は自ずから衰退の方向へと歩を進めていくのではないか?
という疑問でした。
ちょうど釈先生が来られていたので、そのことをお伺いしてみました。
すると・・・
釈先生は面白いことを教えてくれました。
宗教的行動は 必ずしも倫理的とは限らない。むしろ一つの濃縮した方向へと向かっていき
倫理がどうだ!とかを超えてしまう。だから、自分の世界に入ってしまう。そこが、周りから不思議に思われるところはあるが、
その世界観が倫理的に受け入れられる場所もある。それが芸能(芸術でも同じか?)という場所である。
濃縮された世界観が、一般の世界へ現れ出る場所こそ芸能(芸術でも同じか?)なのでしょう。
だから、芸能(芸術?)には見えない世界が感性の中に表出されているのです。
落語という芸能も、そのような表現形態として成立しているものだと思います!
と教えてくださいました。つまり、宗教には芸術が不可欠な部分であるということです。
であるならば、浄土真宗はもっと芸能に力をいれてもいいのではないか?と思ってしまいました。
絵画や建築など 色々な芸能を通じて浄土真宗の信仰の表現を確立させていくことも大切でしょう。
そこに憧れをいだき、浄土真宗に興味を抱く方が増えてくれば、宗教の拡がりという方向が望めそうな気がします。

最後に「落語の中の浄土真宗」についてこんな記事があがってました。
20121027-004.html


TV東京「フカボリン」 レンタル お墓


こんにちは 副住です。

先日TV東京さんの取材を受けました。
毎週土曜日深夜0時25分~0時50分に放送される
「フカボリン」という番組で この度テーマを「レンタル」として番組が進行していくとのことです。
そこで、こんなレンタルあるの?と番組の質問形式の中で、レンタル墓を取り上げたいとのことでした。
まだ実際に使われるか決まっておりませんが、仮取材をしていただきました。

さて、レンタル墓というものは何か?と詳細をお求めの方に以下の番号に沿ってご説明させていただきます。
① レンタル墓の発案理由
② レンタル墓の対象
③ レンタル墓の費用
④ レンタル墓のご利用条件
⑤ レンタル墓の特徴
⑥ レンタル墓の気になるところ

①発案理由は、最近の社会は変化が激しくなり、居住地も転々とする方が増えてきました。
そこで、現在お墓が必要なのに、居住地が定まらない為にお墓を求めることができない!という方がでてまいりました。

また、お墓の跡取りがいない為に、お墓は欲しいけど求められない。しかし、一般的に言われるところの
永代供養墓には少し抵抗があり、できれば自分たち専用のお墓が欲しい!という声もありました。

また、お墓は実家(地方)にあり、遠方でなかなかお墓参りにいけない。近くにあればいいけれど、
お墓を求めることもできない。
などの声を聞くことがありました。これらは現代という社会の変化に対応しきれていないお墓の現況のあり方が関係していると思いました。

そこで上記の意見を踏まえ、考えだされたものがお墓のレンタルというものです。

②レンタル墓の対象はどなたでも対象となるのですが、主に①で綴った境遇の方にとってご都合がいいのかと思っています。

③レンタル墓の費用は10年間で30万円です(前納で10年以内のご利用でも返金には応じかねます)。
またレンタル費とは別に年間管理料12000円がかかります。
これは大谷浄苑の管理費としてかかるもので、一般のお墓でもかかるものです。

④レンタル墓のご利用条件ですが、10年間のご利用とさせていただいております。
10年間が終わりますと、ご遺骨をお返しいたします。もちろんそれまでにお墓の問題が解消されれば
そちらにご遺骨を移していただけます。また、大谷浄苑内にて、お墓をお求めであれば、永代使用料の割引もさせていただけます。
また大谷浄苑内にある永代墓(一般的に言われる永代供養墓)にご遺骨を移し、埋葬することの可能です。
ご利用に際して、宗旨宗派に限定はありません。但し、大谷浄苑内における仏事儀礼の一切は西照寺が行います。
他の宗旨宗派の僧侶の方の立ち入りはできませんので、ご注意ください

⑤レンタル墓の特徴ですが、レンタル墓は墓石、墓地(土地)の所有権は全て西照寺がもっております。
墓石と墓地をお寺が10年にわたってお貸しするということです。10年の期間は専用として使っていただけます。
またお墓の文字はどうなるのか?というご質問があるかと思いますが、レンタル墓の正面にはプレートをはめ込む仕組みとなっております。

上記写真の黒い部分です。この黒い部分にお好きな文字を彫っていただくことが可能です。故人のお名前でも構いませんし
故人のお好きだった言葉でも構いません。お彫りいただきご使用ください。
10年の期間が終わりましたら、プレートはお返しいたします。(もちろんお寺に置いていかれても構いません)
レンタル墓の大きさは0.8平米です。

レンタル墓の納骨スペースには、ご遺骨(ご遺骨が全部であれば)2つまで納骨が可能です。
分骨であれば、納骨できる分だけ、納骨いただけます。

⑥最後にレンタル墓の気になるところです。
レンタル墓は、ご利用ごとにお墓を建て、ご利用が終了すれば、お墓は解体されます。
そのまま使い回しというお墓ではございません。1回毎に自分の新しいお墓が建てられるのです。
そのお墓を建てる費用、解体する費用も30万円の中に含まれているのです。

なお、レンタル墓のご使用期間がすぎた際の後としては、
永代墓や一般墓へ改葬いただきます。
そちらについては大谷浄苑ホームページでも説明しております。
ohtani-joen.com


取材


こんにちは 副住です。

今日は築地へ行く予定でしたが、急遽変更となってしましました。
先日、テレビ東京さんから レンタル墓の取材をしたいのですが・・・
との連絡があったそうです。住職がうけたようですが、担当は副住ですと答えたらしく
私が応えるはめに。
本当はこれ、寺務職が企画提案したものなので、私がでるのはどうか?と思いましたが。

番組の一部で少し紹介される程度のようです。
もちろん今後会議にて 精査されるので、実際に使われるのかは解りません。
深夜番組の枠です。

山門もうつしてました。

しかしADさんって大変なのですね。お話をお聞きしたら、しばらく布団で寝れない生活のようです。
会社、漫画喫茶 時には徹夜で仕事をされているそうです。
恐れ入りました。身体を壊されませんように。