お寺の中心活動


おはようございます。副住です。

宗教法人格を取得しているお寺の目的は、

ご門徒(他宗では檀家さんと呼ぶ)や信徒などを

教化し、宗教儀礼を執り行う場所みたいなことが

書かれていたと思います。

ですから、お寺の大事な役割は、教えを説いて教化をすること。

そして、宗教儀礼を執り行う場所。ということですね。

だから、西照寺でも中心となる活動は、ご門徒や信徒さんなど

を教化していく活動。

さらに、宗教儀礼を執り行う活動。

これが中心となります。

宗教儀礼を執り行うというのは、法事や葬儀、あるいは朝晩の

お勤め、お盆やお彼岸など、読経を行うことなどのことでしょ

う。

西照寺では、土日祝日などは、特にご法事が勤まります。

ですから、ひと月は4週間あるので、土日は8回。

そこに祝日などが入るので、だいたいひと月に10日ほどは

宗教儀礼を勤めています。

その他、お亡くなりになる方がおられれば、当然ご葬儀を

勤めます。お亡くなりになられる方は、曜日など関係ありません

。平日に入ることも多々あります。

また、教化活動としては、法話会(説法の会)が毎月1回ありま

す。西照寺では、第二土曜日に行っているので、ご法事が勤まる

日の午後に法話会を行っています。法話会の時間は

ご法事のご依頼があっても、ズラしてもらうよう、お願いしてい

ます。

また普通の人は、いきなりお寺の法話会に参加しようと思わない

ものです。全くしらない世界に足を踏み入れるのは、抵抗感があ

りますからね。

それなので、法話会に参加する前の慣れ段階の機会がいるので

す。西照寺では、終活などをテーマに、誰でも来てよい機会を

つくっています。

しかし、なかなか宣伝も上手くできずに、苦心している段階にあ

りますが。

もっとも、私が築地などの業務をお引き受けさせていただいた結

果、忙しなくて、労力がなかなかそちらに向けられていない現況

ですが。

最近、改めないと!と反省しています。

このように誰でもが来やすい機会を設けながら、気軽に参加して

もらい、もし興味があるようであれば、仏教の教えを聞いてもら

えれば!と考えているのです。

教化活動には、様々なステージがある為、これはこれでやること

が多いわけです。

教化活動を行っていくということは、対外的な関係性も

大事になります。

地域貢献活動や、公的支援活動なども、お寺の枠を超えて

宗教者としての役割でもあると私は思っています。

それなので、私は教誨師や青年会議所でも活動を

行っています。

これらは、お寺の枠を超えてますが、一種の教化活動

であると思っています。

ただし、個人的な力量もあり、なんでもかんでもできません。

私は対外活動としては、教誨師と青年会議所の活動だけで

精一杯です。青年会議所は、40を超えているので卒業

しているのですが、来年度だけ、時限付き復帰をします。

それが終わったら、西照寺をベースとした会をつくり、

地域貢献を行うことが出来ればなぁと考えています。

上記が、大雑把ですが、お寺が行う中心活動となってます。

その他、こまごました雑務や実務があるので、そちらは

後日に綴りましょう。