「美意識」を鍛える機会  西照寺文化財鑑賞会


おはようございます。副住です。

『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』を勧められ

たので、読んでみました。

内容は、現代の会社などの経営において「アート」「サイエン

ス」「クラフト」(経営学者のヘンリー・ミンツバーグさんの主

張)の上手なバランスが肝要ということです。現代社会では、

「サイエンス」や「クラフト」が強すぎてしまい、各会社の物品

やサービスが画一化され、成長が頭打ちとなります。そのような

時代だからこそ、「アート」(=創造性)こそが、次の発展を導

く鍵となるということです。だからこそ、「アート」を主軸に、

それを保管する意味で、「サイエンス(論理的分析)」と「クラ

フト(実績)」が上手に支えていくという構造が大切である!と

の主張です。

そこで、「アート」を生み出す創造性を豊かにする為、世界のエ

リート達は現在、「美意識」を鍛えているというのです。

まさに、「美意識」を鍛える為には、「美しい物」つまり「本

物」に実際に触れて、体感することが最も早道。私がこれまで師

匠(私の美における師匠)から教えていただいたことによれば、

素直に、心を落ち着かせ、集中して、赤子を扱うように、丁寧

に、そして敬意を以って接する!ということです。そのような姿

勢で、「美しい物」「本物」と対峙することが大事。

そこには、時間など気にしてはいけない。まさに、「美しい物」

と真剣に対話することです。

私は師匠から、そのような場を必要とする人に、その機会を提供

して欲しいと、「美しい物」「本物」を預かりました。それを展

示する機会が西照寺文化財鑑賞会です。

西照寺 文化財鑑賞会

年間2回、春と秋頃に行うことを師匠と約束し、これまで行ってき

ました。「美しい物」「本物」は同じものを何度みても、何度触

れても学びがあるのです。むしろ、「それだけ(美しい物・本物

の一つ)」に毎日触れ続けることが大事だそうです。

しかし、これまでの私も含め、なかなかその崇高な意味(本物に

触れることが貴重な機会であるという意味)を理解できず、単な

る鑑賞みたいな会となってしまっています。(もっとも、師匠は

それでも構わないと仰っておられましたが。(そこで気づく人も

いるから。との理由です))

私は今、本書(『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるの

か?』)を読んでみて、「美品」「本物」に触れることの大きな

意味を、改めて知ることができました。これは大変です。世界を

創造することに繋がるのですから。(仏教の教えとは全く違う意

味で、凄いことです。因みに、凄いとは言っても、世俗の事で

す。)

「美意識」を鍛えたいと思われる方、ぜひ、西照寺文化財鑑賞会

へとお越しください。都内からでも、日帰りできます。

2019春の西照寺文化財鑑賞会は、5月19日・20日(日・月)

です。時間は10時から14時まで。鑑賞会自体は、無料です。

因みに、5月19日は、東武東上線の森林公園駅南口(ロータ

リー)から、送迎バスがでています。

ぜひ、お越しください。お問い合わせは、0493-39-1445まで。

西照寺 (東松山市)

 

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美意識を鍛える方法

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