台湾 故宮博物館


おはようございます。副住です。

30日に台湾に。

目的は、台湾別院を見る事と、故宮博物館を見る事。

30日は、夜の到着となったので、そのままホテルに宿泊

しました。

研修旅行なので、高級でもなく陳腐でもなく、それなりに。

です。ただし、西本願寺跡地のすぐ近くでした。

翌日の31日に、早速、西本願寺跡地に。

もっと携帯で写真を撮ったのですが、なぜか、携帯の不良で

写真がメールで送れずに、PCに取り込めない状況です。

この2枚だけできました。

残りは後日。

写真の映りが悪いのは、私の携帯のカメラの外レンズが割れてし

まい、映りが悪いのです。携帯を買い換えたいのですが、

まだできていません。

とても雰囲気が良い別院でした。

センスが良い。

日本的な部分もあるし。和洋折衷の雰囲気ですね。

本堂は建っていません。本堂の基礎部分だけが残っていました。

上記写真は、樹心会館です。

この他に、輪番所(輪番とは、別院を任されている人。住職の代

わりの人です)という、輪番(リンバン)が生活していた建物

がありました。とても良い感じです。

建物はそのままで、今は喫茶店になってました。

その後、午後から故宮博物館に。

えらい広いし、観光客(中国人)も多く、大変でしたが、

すばらしい文化財が陳列していました。

中国は、文化大革命(1966年~1976年まで)という革命運動を

行ったことで、過去の文化財や美術品など、多くが破壊されてし

まった歴史があります。

つまり、中国は文化大革命で、自らの過去の歴史を否定して

しまったわけです。それで、過去の物(特に重要な)を破壊

しているのですね。

奇しくも文化大革命の前、毛沢東は当時中国を支配しようとした

宿敵、蒋介石を台湾に追い出しました。(もっとも、正確には

蒋介石が毛沢東にクーデターみたな形で中国を乗っ取られたみた

いな感じだったはずです)

蒋介石は、台湾に逃げてくるのですが、その時、中国の故宮に

あった文化財を台湾にもってきてしまうわけです。

だから、中国の文化財は本土にはないわけです。

文化大革命で壊されてしまっているから。

台湾だけに残りました。蒋介石が持ってきたから。

因みに、台湾は文化大革命の時も、中国本土の影響は

さほど強くなく、文化財は壊されませんでした。

そこで今、中国の本土から多くの見学者が台湾に

くるというわけです。

ですから、台湾の故宮博物館は、とても価値がある

のです。世界4大美術館の一つだったはずです。

私は3~4年程前に鎌倉の師匠から、文化財や美について、

また世界の歴史や日本の文化など、本当に幅広く、教え込まれて

おります。本当に厳しいんです。しかし、猛烈な知識人であり、

博学。私など足元にも及びません。何も知らない!といつも

お叱りを受けます。

そこで、少しづつですが、文化財や美について学びを深めていま

す。その師匠から、文化財を西照寺に託され、文化財鑑賞会を

開催しているのです。

ですから、この研修は、文化財鑑賞会の責任者として、

良いものを見にいったのです。

故宮博物館にも、西照寺に寄贈された天目茶碗がありました。

でも、あっちのは淵が欠けていて、完璧ではなかったですね。

師匠から託された茶碗は完璧なものです。

従って、中国にはそのような歴史があり、過去に中国から日本に

渡ってきた文化財は、今ではとても貴重だし、もしかしたら

中国よりも日本に多く残っているように思います。

 

 

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