東京仏教学院の講師は辞退


おはようございます。副住です。

今日は東京仏教学院の講義があります。

今日を含め、講義はラスト2回です。

東京仏教学院とは、築地本願寺内にある浄土真宗本願寺派

の夜間の学校です。詳細はこちら

東京仏教学院

私はご縁をいただいて、30歳の頃から講師を続けさせて

いただいております。もう10年以上となりました。

講師は、毎年更新を依頼され、継続するような形です。

私は、昨日のブログでも記載したように、現状色んな関りがあ

り、忙しなくなってしまい、来年の東京仏教学院の講師を辞退さ

せていただくこととなりました。

私は龍谷大学の文学部真宗学科の博士課程まで通いました。

これは、自分がお寺を継ぐべきか?と悩んだ結果、大嫌いな

勉強を始めたことから、そのような学歴となったまでです。

そちらの事情は過去のブログで綴りました。

お寺を継ぐ 副住職の決め方

文学部だったこともあって、在学中は博士論文がメイン(今は

コース博士。つまりPHD)だったので、論文提出ができず、

単位取得依願退学なのですが。。。(もっとも、コース博士でも大変で、私は論文提出などできなかったですが)

ただし、まだ真宗学ではコース博士もメジャーではなかった

時代でしたので、博士で単位取得依願退学でも、少しは実績とし

て見なしてくださいました。学会発表や論文も数本だけど書いて

ます。

その影響もあって、私が京都から自坊に戻るタイミング(30歳)

で、東京仏教学院の講師のお話を頂戴しました。

以来、とてもお世話になったのですが、そろそろ私も自坊の

役割を中心に考えねばならないし、そもそも学者希望でもなかっ

たので、ここら辺で、講師も引かせていただこう。

と考えたのです。周りからは若干引き留められました。

そう言っていただけただけでも、とても有難いことだと実感して

ます。

ただ、私の本来の為すべきことを考えた時、宗派の人材育成に

注力するよりも、優先すべきことがあるように思えたのです。

それに身体のことも考えると、

流石にやる事が多すぎて無理になってきてるのです。

それで、来年から東京仏教学院の講師を辞め、その他に

力を使っていこうと考えました。

ですから、私の東京仏教学院での講義も、今日と2月の1回で

最後となります。残り2回。そう考えると、どことなく寂しい気

持ちにもなるものです。あと2回を噛み締めて講義をしようと

思います。

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