今月の法話


こんにちは 副住です。

7月に始めたブログも、本日で200回の更新となります。
記念ですね。ほぼ毎日、西照寺のメンバーにて更新を続けてきました。
最初は いつまで続くのか?と疑問をもっておりましたが、皆さまに支えられて
継続中であります。
いつまで続くか判りませんが、今まで通りに更新できたらと思っています。

さて、以下今月のご法話です。
以前、TVで「惰性的に生きている」と語る若者が増えたと報道されているのを目にしました。
生きる意味を見失ったり、向上心がなかったり、理由は様々なようです。
しかし根源的理由を探せば、人の「死」を見せなくなった日本の社会風土に原因があるのではなかろうかと思わされました。
お釈迦様は悟りの境地より、生きることは苦であると明かされました。
それは私達の世界が「四苦(生・老・病・死)」という苦しみを常に伴っているからだと説明されます。
つまり生まれた事が原因で、「老・病・死」の苦を成立させるのであるから、「生」も又苦であると言われるのです。
この様に「生」とは、常に「死」に向かって進み、常に「死」と隣り合わせなのです。
それはコインが表裏一体であるのと同様に、私達の生き方も「生死」がセットで考えられて初めて成立するのです。
「死」を考えなくなった日本で、本当の「生」を送れるはずがないと、仏教の教えをききながら頷かされました。

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「今月の法話」への1件のフィードバック

  1. このブログに初めて出合ったのは昨年12月の中旬でした。
    それ以降、毎日楽しみに拝読しています。
    200回目の更新とのこと・・・「継続は力なり」文字通りその経験の積み重ねは将来・・・。
    一方、「継続は(努)力なり」投稿を続けてこられた西照寺メンバーのチームワークとその努力に敬意を表する次第。小生も、ボケ防止に個人のホームページを開設してみようかと調査を開始したところですが・・・・「三日坊主」にならなければいいのですが(笑)。

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