本物とは何か(本物を体感する機会! 西照寺文化財鑑賞会)


おはようございます。副住です。

私がなぜ、上記のような(本物とは何か)ということを言い出し

たのかと言えば、この2~3年の間に、ある方から託された任務

が影響している。その方はご高齢で、自身がこれまで大切にして

きた「本物」を後世に伝えて欲しいと、西照寺に「本物」を託

(寄贈)してくださっている。

その方との約束で、私が管理者となり、寄贈された「本物」に、

人々が直接触れられる機会を年間2回開催することとなったの

だ。それが「西照寺文化財鑑賞会」である。

ただし、この2~3年間、私は毎月鎌倉まで通い、その方が西照

寺に託した「文化財鑑賞会を通して後世に伝えたいこと」を聞い

てきたつもりであったが、これまで中々その本意を理解できずに

きたのである。

実は、その方が「後世に伝えたいこと」の内容が、私の中で判明

したのが、つい先日であったのだ。これまで2~3年の間、何度

も鎌倉に通い、また手紙のやり取りを通じながら、私なりに理解

しようとしてきたのだが、中々解らなかった。それはそうだろ

う。私自身が「本物」ということを知らなかったのだから。

その方は、「文化財鑑賞会」を通じて、多くの方に「本物」に触

れる場をつくり、「本物」を体感することで、後世の人々に夢や

癒しを与えて欲しいと願っていたのだ。誠に恥ずかしい話である

が、私はようやくそのことが先日理解できたのだ。

これまで「西照寺文化財鑑賞会」は、5回ほど開催してきたが、

開催に際して私が意識していた部分が、その方の意図とは異なっ

ていたこともあり、誠に軸がズレた会となってしまっていたので

ある。ここで、軌道修正を行い、今後は「本物」を知りたい方だ

けに来ていただきたいと思っている。もちろん、少しでも興味が

あれば来ていただければと思っている。ただし、大変貴重な「本

物」に直接触れられる会であるから、真剣に見ていただきたい。

私も管理者として、その方の想いを理解できた今、「本物」を

理解できて来た段階にあるのだろう。ここに、それらを少し紹介

していければと思い、以後、当ブログで「本物」をご紹介してみ

たい。「本物」はブログで見るだけでは伝わらない。自分の手に

取って、その感触に触れ、体感するしかないのである。「西照寺

文化財鑑賞会」は、年間2回定期的に開催をする約束なので、是

非、その際足を運んで欲しいと思う。もちろん、都合がつかなけ

れば、西照寺に問い合わせをして欲しい。こちらの都合があえ

ば、例外的にその機会を提供できればと考えている。それが寄贈

者の願いであるからだ。