住職の一人ごと


皆様 おはようございます。西照寺住職です。
最近夜が涼しくエアコンが必要なく眠れて助かります。夏ですので、極力節電を心がけようと思い なるべく扇風機で乗り切っております。しかし、体調を壊してはならないので、節度をもって励もうと思っております。TVを見ておりますと、原発再稼働に関する話題や山口県の岩国市にある米軍基地にきたオスプレイに関する報道が連日取り上げられております。立場によって、色々と主張が異なり色々と思わされます。原発再稼働においては、危険な原発に頼らないあり方を望む国民の声と、実際に原発に依存してきた現状の日本の状況を守るために一時的再稼働を認める声。オスプレイにおいては、あいつぐ事故に不安を覚える国民の意見と、日本を含めた東南アジアの治安維持の為に導入したいアメリカや政府の意見。何に重きをおくかによって、意見がそれぞれでており、大変難しい時代にあることを思わされます。この現状こそ、価値観の多様化ということなのでしょうか。私はお寺の人間であるため、拠り所を仏様の教えにしております。それは仏様のおさとりというものが本当に正しいと思えるからです。その(仏様の)基準に当てはめると、私は間違いだらけと知ることができます。いつも自分の意見が正しいのだから!と思い主張を押し通そうとするよりも、一歩立ち止まり、自分の過ちを振り返りながら、他を尊重していこうとする姿勢こそ大切なのではないかと思ってみたりします。対立構図ではなく、共有構図こそが望ましいなと思っている今日このごろです。住職のひとりごとでした。

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「住職の一人ごと」への1件のフィードバック

  1. 該当地域に居住する人にとっては、切実な思いが有るのでは無いでしょうか。
    原発再稼働—–国(政府) オスプレイ—–日米関の問題—–十分な協議が必要 

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