ご法話


おはようございます。副住です。

昨日は暑かったですね。今日も暑いらしいけど。

ご法事の後、再びキャンプ場に戻り、マキ運びや布団運びなどを行いました。

どうしても搬入の仕事が多くなり、力仕事となるため、暑さも手伝って

過酷となるのです。

さて、一通り大きな搬入・搬出を終えられたので、私は今日の準備の為、帰宅。

今日はご法事を3件勤め、その直後に狭山市の徳正寺さまへ参ります。

徳正寺さまでは、毎年8月第一日曜日にお盆の合同法要を行っているのです。

読経の後、ご法話(説法とかお説教といわれるもの)があり、私がここ数年お世話になっているのです。

今日のご法話は1時間の1席。

 寄席とか落語とかも、法話から派生したものだと思うので、たぶん同じようなカウントの仕方なのでしょうが

ご法話の時間とか、回数とかを数えるのに、1時間1席とか言われるのです。これは昔からの呼び方なのでしょうね。

1時間1席という場合は、1回の席について、1時間法話をするということのようです。関東では、比較的1席が多いです。

これが1時間2席とか言うと、2回の席(例えば午前と午後)があって、それぞれで1時間話すということです。もちろん、話題は違います。

私はこれまで最長だったのは、山口にあるお寺さまに呼んでいただいた時のことでした。

4日間の滞在で、40分5席と1時間3席というもの。

1日目が昼間に40分1席。夜に1時間1席。

2日目と3日目が昼に40分2席。夜に1時間1席。

4日目が昼に40分2席。合計すると、7時間40分。

すべての席で違う内容を話すわけですから、大変といえば大変なんです。

こんな長いのは、私は滅多にありませんが。

やはり関東での機会が多い私は、1時間前後の時間で1席が多いです。
(もちろん、時間が長いお寺さんもあります。でもせいぜい2席で合計2時間弱とかです)

これまでは、話す話題を考えて、その場に臨んでいたのですが、最近は、その場にたって雰囲気を見ながら

話題を入れ替えするようになってきました。どうしても、場の雰囲気というものがあるのです。

この場の雰囲気と宗教的経験を感じてもらえるかが如何に重ねられるのか。

という所が布教のポイントになるのだろうなと、生意気ながら、個人的に課題としているところです。

話手に、宗教的経験値がどのように外面に反映されているのかということも、大きな大きなポイントです。

やはり本物でないといけません。

一方で本物から遠ざかろうとする自分も確かにいるので、その狭間で悩んでいるのです。

昨晩帰宅し、徳正寺さまのご法話を考えながら、